コスパとケチ
- 2016/07/19
- 15:35
来年引っ越すといったでしょ、市役所に聞いたら今年度は予算を使い切ってしまい、実際の引越しは来年の夏以降になるそうなのだが今度は勝田駅から徒歩圏内に引っ越そうかなぁと思っている。
勝田の駅前は茨城の錦糸町というぐらい(誰も言っておらず俺が勝手にそういっているだけだが)、いい飲み屋さんが揃っている。キャバクラやスナックは嫌いなのだが焼き鳥屋さんとかおでん屋さんで軽く飲み、ほろ酔い加減になるのはかなり好きなのである。
しかし、今住んでいる場所は静かな反面、周りに飲み屋さんなどは何もなく、勝田駅近辺の飲み屋さんから酒を飲んで車で帰ると駐車場代と運転代行代で3000円近く掛かる。これがどうにもこうにもネックになり、なかなか飲み屋に足を運べずにいるのだ。
焼き鳥屋さんで生中、レモンサワー、冷奴、枝豆、タコワサ、焼き鳥を注文して3000円のお愛想だったとする。だが、プラス3000円の諸経費が別途に掛かるということは1本100円の焼き鳥が実質1本200円になり、1杯500円の生が千円になってしまう計算だ。これじゃわざわざ安飲み屋に行く意味がなくなってしまうではないか。こちらは安く酔いたいのである。5000円のお会計であればウナギや上寿司を買って持ち帰り、家で飲んだほうがよっぽど安上がりだ。
結局コスパなんですよ。今日言いたいのは1本200円の焼き鳥の話じゃねぇーの。経営者であればコストパフォーマンスについては常に鋭敏な感覚を持っていないとダメだということを強く言いたい(居酒屋で飲むことを正当化させるためにも)。俺自身、自分が優れた経営者だとは毛の先程も思っちゃいないがそれでも銭の遣い方にはかなり拘っている。アルバイトを雇う場合や広告費に関してもそれに見合ったリターンがあるか否かというのは当然考えるべきである。当たり前だ。だいたい見ているとダメな経営者ほどどんぶり勘定で金の遣い方に哲学がなかったりする。
酒を飲むにしても、女を抱くにしても、支払うコストと得られるリターンを考えなくてはならない。ソロバンばっかり弾いていたら人生つまらんじゃないかと思われるかもしれないがサラリーマンならともかく経営者につまるつまらんは二の次、三の次、金の生かし方を考えなくちゃならない。ここらへんの感覚がまったくない奴はハッキリいって経営に向いていないと思う。
例えば行列の出来るラーメン屋さんに並ぶまともな経営者はいないはずだ。1時間も待っている暇があるならその1時間で別の何かが出来る。どうしてもそのラーメンが食べたければ時間をズラして行列のない時間帯で食べる。これがまともな経営者の真っ当な感覚だと思う。
反対に何もしないためにあえて時間を買うということもある。
どういうことか?
自分の場合、最近の業務は栃木の事務所と茨城の往復が主であるが帰路は大抵高速を使って帰る。高速を使えば1時間程度の時間短縮に繋がる。じゃあその浮いた1時間でなにか特別な業務をするかといえば何もしない。飯食って風呂入って寝るだけである。それじゃ高速を使う意味がないだろうと思うかもしれないが1時間浮くということはその分ゆっくり休めるのである。ゆっくり休んで明日の朝、気分良く出社出来るのであればその方がよっぽど健全だ、高々2千円の高速代をケチったばっかりに翌朝頭がボーっとしていたらいい仕事が出来ず、結果として高いものにつく、寝不足のまま出かけ、事故でも起こしたら2千円どころの騒ぎじゃない。こういうことまでを含めて考え金を遣っているのだ。焼き鳥屋での代行代はセコく考え(だからって飲酒運転はしない)、高速代は大胆に遣う、この金の遣い方って分かる人には分かると思うが分からない人には永遠に分からないと思う。
ちなみに金の遣い方ついでに言うとコンサートでのチケットの買い方もコスパを重要視する。あまり褒められたことではないが好きなアーティストのコンサートチケットを購入する場合、自分はチケット流通センターやチケットキャンプを利用することが多い。売り手と買い手を繋ぐネット仲介業者だというがなんのことはない、胴元がヤクザではないというだけで実態は立派なダフ屋である。こういうところを使い、好きなアーティストのコンサートはいつも5列目前後の良席で鑑賞している。もちろん出品しているのが素人であっても(今どきはヤクザも出品しているかもしれないが)、所詮ダフ屋であるから正規のチケット料金に比べ金額は高い。アーティストにもよるが人気のアーティストであると5列目の席で大体2~3万円程度である。これだけ見ると随分高く感じるがたまのコンサートである、後ろの方からオペラグラスを使って鑑賞するよりも、より身近な位置で生の迫力を味わいたい、俺からするとこの金額であれば全然許容範囲だ。
だからといって10万円もする最前列の席を買ったりはしない。最前列と5列目、距離にしてほんの数メートル、恐らく5mぐらいだと思われる。この5mの距離にどうしても5倍の価値があるとは思えんのだ。席が最前列になると興奮度も5倍増しになるというのであれば10万円を支払うこともやぶさかではないがとてもそうは思えない。事実5列目であればアーティストのほくろの位置(今は手術して消えてしまったが氷室京介の頬のイボとか)までくっきりと確認できるから何も問題ではない。
昔は良席欲しさにファンクラブに入ったりもしていたが入っているからといって必ずしも良席が手に入るとも限らんし、それであれば多少高くとも確実に良席が手に入るネットダフ屋、もとい仲介業者を使うのもコスパを考えてのことである。わざわざチケット発売日にぴあに鬼電したりするのも煩わしい。繋がった瞬間、大していい席でなかったり、売り切れていたりすると行為そのものがまったく無駄である。2、3万の金で一連の行為をすべてはしょり、快適にコンサートが堪能できるのであればそれに越したことはない。
まあ、飲み屋とかコンサートについての金の遣い方を言いましたが自分の場合、単純にケチとかセコいだとかの価値観で金を出し渋っているというワケではないということだ、分かったか、この野郎(ピシャリ)。
勝田の駅前は茨城の錦糸町というぐらい(誰も言っておらず俺が勝手にそういっているだけだが)、いい飲み屋さんが揃っている。キャバクラやスナックは嫌いなのだが焼き鳥屋さんとかおでん屋さんで軽く飲み、ほろ酔い加減になるのはかなり好きなのである。
しかし、今住んでいる場所は静かな反面、周りに飲み屋さんなどは何もなく、勝田駅近辺の飲み屋さんから酒を飲んで車で帰ると駐車場代と運転代行代で3000円近く掛かる。これがどうにもこうにもネックになり、なかなか飲み屋に足を運べずにいるのだ。
焼き鳥屋さんで生中、レモンサワー、冷奴、枝豆、タコワサ、焼き鳥を注文して3000円のお愛想だったとする。だが、プラス3000円の諸経費が別途に掛かるということは1本100円の焼き鳥が実質1本200円になり、1杯500円の生が千円になってしまう計算だ。これじゃわざわざ安飲み屋に行く意味がなくなってしまうではないか。こちらは安く酔いたいのである。5000円のお会計であればウナギや上寿司を買って持ち帰り、家で飲んだほうがよっぽど安上がりだ。
結局コスパなんですよ。今日言いたいのは1本200円の焼き鳥の話じゃねぇーの。経営者であればコストパフォーマンスについては常に鋭敏な感覚を持っていないとダメだということを強く言いたい(居酒屋で飲むことを正当化させるためにも)。俺自身、自分が優れた経営者だとは毛の先程も思っちゃいないがそれでも銭の遣い方にはかなり拘っている。アルバイトを雇う場合や広告費に関してもそれに見合ったリターンがあるか否かというのは当然考えるべきである。当たり前だ。だいたい見ているとダメな経営者ほどどんぶり勘定で金の遣い方に哲学がなかったりする。
酒を飲むにしても、女を抱くにしても、支払うコストと得られるリターンを考えなくてはならない。ソロバンばっかり弾いていたら人生つまらんじゃないかと思われるかもしれないがサラリーマンならともかく経営者につまるつまらんは二の次、三の次、金の生かし方を考えなくちゃならない。ここらへんの感覚がまったくない奴はハッキリいって経営に向いていないと思う。
例えば行列の出来るラーメン屋さんに並ぶまともな経営者はいないはずだ。1時間も待っている暇があるならその1時間で別の何かが出来る。どうしてもそのラーメンが食べたければ時間をズラして行列のない時間帯で食べる。これがまともな経営者の真っ当な感覚だと思う。
反対に何もしないためにあえて時間を買うということもある。
どういうことか?
自分の場合、最近の業務は栃木の事務所と茨城の往復が主であるが帰路は大抵高速を使って帰る。高速を使えば1時間程度の時間短縮に繋がる。じゃあその浮いた1時間でなにか特別な業務をするかといえば何もしない。飯食って風呂入って寝るだけである。それじゃ高速を使う意味がないだろうと思うかもしれないが1時間浮くということはその分ゆっくり休めるのである。ゆっくり休んで明日の朝、気分良く出社出来るのであればその方がよっぽど健全だ、高々2千円の高速代をケチったばっかりに翌朝頭がボーっとしていたらいい仕事が出来ず、結果として高いものにつく、寝不足のまま出かけ、事故でも起こしたら2千円どころの騒ぎじゃない。こういうことまでを含めて考え金を遣っているのだ。焼き鳥屋での代行代はセコく考え(だからって飲酒運転はしない)、高速代は大胆に遣う、この金の遣い方って分かる人には分かると思うが分からない人には永遠に分からないと思う。
ちなみに金の遣い方ついでに言うとコンサートでのチケットの買い方もコスパを重要視する。あまり褒められたことではないが好きなアーティストのコンサートチケットを購入する場合、自分はチケット流通センターやチケットキャンプを利用することが多い。売り手と買い手を繋ぐネット仲介業者だというがなんのことはない、胴元がヤクザではないというだけで実態は立派なダフ屋である。こういうところを使い、好きなアーティストのコンサートはいつも5列目前後の良席で鑑賞している。もちろん出品しているのが素人であっても(今どきはヤクザも出品しているかもしれないが)、所詮ダフ屋であるから正規のチケット料金に比べ金額は高い。アーティストにもよるが人気のアーティストであると5列目の席で大体2~3万円程度である。これだけ見ると随分高く感じるがたまのコンサートである、後ろの方からオペラグラスを使って鑑賞するよりも、より身近な位置で生の迫力を味わいたい、俺からするとこの金額であれば全然許容範囲だ。
だからといって10万円もする最前列の席を買ったりはしない。最前列と5列目、距離にしてほんの数メートル、恐らく5mぐらいだと思われる。この5mの距離にどうしても5倍の価値があるとは思えんのだ。席が最前列になると興奮度も5倍増しになるというのであれば10万円を支払うこともやぶさかではないがとてもそうは思えない。事実5列目であればアーティストのほくろの位置(今は手術して消えてしまったが氷室京介の頬のイボとか)までくっきりと確認できるから何も問題ではない。
昔は良席欲しさにファンクラブに入ったりもしていたが入っているからといって必ずしも良席が手に入るとも限らんし、それであれば多少高くとも確実に良席が手に入るネットダフ屋、もとい仲介業者を使うのもコスパを考えてのことである。わざわざチケット発売日にぴあに鬼電したりするのも煩わしい。繋がった瞬間、大していい席でなかったり、売り切れていたりすると行為そのものがまったく無駄である。2、3万の金で一連の行為をすべてはしょり、快適にコンサートが堪能できるのであればそれに越したことはない。
まあ、飲み屋とかコンサートについての金の遣い方を言いましたが自分の場合、単純にケチとかセコいだとかの価値観で金を出し渋っているというワケではないということだ、分かったか、この野郎(ピシャリ)。