現実論
- 2016/07/13
- 19:07
昨日の続き。
堀江さんが提唱する特別に優れた能力のある子が普通の学校に通うことはまったく無意味であるという問題、恐らく自分の子供時代のことを踏まえた上で仰っているんでしょうけど、俺もそれは理解できるの。将来ノーベル賞を受賞するような天才少年やオリンピックの金メダリスト候補生は何も無理して義務教育を受ける必要はなく、国の主導で特別なカリキュラムを組んで学ばせてはいかがだろうかと思うが現実は不可能に近い。
日本人は憲法により、「法のもとに平等」が保障されている。人種、信条、性別、社会的身分、門地により、差別を受けてはいけないということである。しかし、これは裏を返せば差別禁止を規定すると同時に、特定の個人を国が特別視し、優遇してはいけないということでもある。
今の四十代より上の世代だと割りと当たり前の光景であったと思うのだが、勉強の出来ない子は放課後居残りをさせられて補習授業を受けさせられたものだ(俺は優秀なので受けたことはない←大嘘)。しかし、今、公立の中学校でこんなことをやったら特定の子だけを贔屓して授業を多く受けさせるとはなんたる不平等、明確な憲法違反だと騒ぐ親が少なからずおり、補習をしたくても出来ないのである。教師たちの忸怩たる思いは察するに余りある。
俺なんかの感覚からすると出来ない子を出来るようにして世に送り出すのは国の制度として当然、バカをバカのまま社会に出すことのほうがよっぽど国益を損なうと思うのだが一部のバカに言わせるとどうやらそうではないらしい。
これは逆も真なりであり、IQや運動能力の高い子を国が選別して特別視することはナチスの選民思想に繋がると騒ぎ出すバカもいるから現実には無理なのである。アドルフ・ヒトラー・シューレとはそもそも根本的に違うと思うのだが左翼バカにはいくら言っても理解できないため議論するだけ無駄である。
つまり出来る子を特別視してもいけないし、勉強が出来ない子も特別視してはいけないのだ。あくまでも万人に平等でなくてはならない(そうは思わないけどねっ!)。
個人的には憲法をかなり曲解しているといわざる得ないが日本とはつまるところそういう国なのだ。天才少年少女であっても普通の子と同じ過程で学ばせなくてはならない。ここが堀江さんに言わすとあまりに馬鹿げた話であり、まったく以て理解不能だということになるのでしょうけど、それこそが日本という国を理解していないのである(だから刑務所に行くんだよ)。日本には諸外国に比べて馬鹿げた法律や慣例など山ほどある。
しかし、そこをおかしいからといって打破するのはかなり難しい。
ま、打破できるのが天才であるから堀江さんの考え方自体は素晴らしいことだと思うのだがリアリストの俺からすると与えられた枠組みの中でどれだけ上手に立ち回れるかが生きるうえで一番大切なことだと思ってしまう。結局俺の器が小さいだけなんだけどさ。
堀江さんが提唱する特別に優れた能力のある子が普通の学校に通うことはまったく無意味であるという問題、恐らく自分の子供時代のことを踏まえた上で仰っているんでしょうけど、俺もそれは理解できるの。将来ノーベル賞を受賞するような天才少年やオリンピックの金メダリスト候補生は何も無理して義務教育を受ける必要はなく、国の主導で特別なカリキュラムを組んで学ばせてはいかがだろうかと思うが現実は不可能に近い。
日本人は憲法により、「法のもとに平等」が保障されている。人種、信条、性別、社会的身分、門地により、差別を受けてはいけないということである。しかし、これは裏を返せば差別禁止を規定すると同時に、特定の個人を国が特別視し、優遇してはいけないということでもある。
今の四十代より上の世代だと割りと当たり前の光景であったと思うのだが、勉強の出来ない子は放課後居残りをさせられて補習授業を受けさせられたものだ(俺は優秀なので受けたことはない←大嘘)。しかし、今、公立の中学校でこんなことをやったら特定の子だけを贔屓して授業を多く受けさせるとはなんたる不平等、明確な憲法違反だと騒ぐ親が少なからずおり、補習をしたくても出来ないのである。教師たちの忸怩たる思いは察するに余りある。
俺なんかの感覚からすると出来ない子を出来るようにして世に送り出すのは国の制度として当然、バカをバカのまま社会に出すことのほうがよっぽど国益を損なうと思うのだが一部のバカに言わせるとどうやらそうではないらしい。
これは逆も真なりであり、IQや運動能力の高い子を国が選別して特別視することはナチスの選民思想に繋がると騒ぎ出すバカもいるから現実には無理なのである。アドルフ・ヒトラー・シューレとはそもそも根本的に違うと思うのだが左翼バカにはいくら言っても理解できないため議論するだけ無駄である。
つまり出来る子を特別視してもいけないし、勉強が出来ない子も特別視してはいけないのだ。あくまでも万人に平等でなくてはならない(そうは思わないけどねっ!)。
個人的には憲法をかなり曲解しているといわざる得ないが日本とはつまるところそういう国なのだ。天才少年少女であっても普通の子と同じ過程で学ばせなくてはならない。ここが堀江さんに言わすとあまりに馬鹿げた話であり、まったく以て理解不能だということになるのでしょうけど、それこそが日本という国を理解していないのである(だから刑務所に行くんだよ)。日本には諸外国に比べて馬鹿げた法律や慣例など山ほどある。
しかし、そこをおかしいからといって打破するのはかなり難しい。
ま、打破できるのが天才であるから堀江さんの考え方自体は素晴らしいことだと思うのだがリアリストの俺からすると与えられた枠組みの中でどれだけ上手に立ち回れるかが生きるうえで一番大切なことだと思ってしまう。結局俺の器が小さいだけなんだけどさ。