謝罪不要論
- 2016/05/26
- 19:02
オバマ大統領が広島に訪問するじゃない、それは確かに意義深いことではあるけど、謝罪はしちゃならんと思う。
俺は原爆を投下したアメリカに対して強い憤りを感じているが、もしここで謝罪をするということになれば(間違ってもならんが)、アメリカの属国である以上、日本は受け入れることになる。謝りました、では許しますという、そんな単純な話じゃないだろう。もちろん、原爆投下に至るまでの経緯は日米双方に責任がある。アメリカだけが悪いわけではなく、日本の無能な首脳陣が招いた責任も否定できない。しかし、いずれにせよ、アメリカが投下した原子爆弾で20万人以上の尊い命が奪われたのである。そこは強く抗議すべきだろう。
ただ、抗議するといっても韓国の乞食どものように金をせびるのではなく、日本人は心の反米を貫くべきだといっているのだ。
心の反米という、日本人としての矜持は絶対に忘れてはいけない。
凄く曖昧で矛盾した話になってしまうが心の反米とは決して今のアメリカ人と敵対せよといっているのではない。それどころか、むしろ積極的にアメリカとは信頼関係を築くべきだと思っている。いくら今後中国が台頭したとしても世界の覇権を握るのはアメリカ、これは揺るぎない事実だ。その大国アメリカを抜きして日本の経済成長はありえない。
要はアメリカといい関係を築くというのは日本のことを考えれば当然であるが、だからといって決してヘラヘラと尻尾を振るなよといっているのだ。理由はどうであれ、多くの日本人はアメリカ人に殺されたのである。確かに、白旗を挙げてポツダム宣言は受諾した、だが、心までは売っちゃいないぜという強い気概を持たなければ亡くなった同胞達に申し訳が立たぬ、俺はそう思う。
このへん、感覚的には戦後日本を米国の従属体制に成り下がってしまったと規定し、「対米自立」、「戦後体制打破」というスローガンを標榜している、新右翼の一水会が提唱する思想に近い。但し一水会そのものに関しては「韓国を嫌って日本だけを愛するというのは本当の愛国心とは言えない、そんな愛国心は嘘」と主張しているので俺自身は受け入れられないのであるが。韓国を嫌うことは日本人として正しい道徳である。
なんだか取りとめのない話になってしまったが(頭の悪い俺の説明が下手ですまん)、オバマ大統領の謝罪は一切不要、未来に向けた建設的な議論だけで十分だ。