わりと長文
- 2014/11/21
- 14:29
昨日、スネ夫との喧嘩はしないといったが、それはあくまでも『煽り厨』的な奴との喧嘩をしないというだけであり、きちんと筋の通った話であれば俺にとってたとえ耳の痛い話であってもそこはちゃんと意見を戦わせる。
暴力じゃなく、大人の喧嘩だ。
とはいえ、四十年以上生き、ある程度世の中の酸いも甘いも分かってくると正論と正論をぶつけ合わせ、バトルを展開しようという気にはならなくなってくるのもまた事実なり。結局のところ、相手を論破することよりも先に、問題を棚上げし、妥協点を見つけ、折り合いをつけることの方が最優先だったりする。若い頃にはこんなことまったくなかった。
不毛な時間を消耗するより、妥当なところで折り合って互いが損をしないよう、実利を得ることのほうが近ごろではオールオアナッシングよりもよっぽど有意義な気がしてならないのである。分かりやすく言うと一個しかないチョコレートを取り合って血を流すより、半分こして分け合ったほうが疲れなくていいやねということ。
弱っているのか、少しばかり知恵がついたのか。
いや、弱っているとか知恵ではない、虚無感なのだ。
結局、勝ったところで何も変わらんさという諦めにも似たアナキズムに支配されてしまっている。
先日京大の中核派の学生が警視庁の公安部に逮捕されたり、ヤサである熊野寮の家宅捜索を受けた。
ソ連、東ドイツが崩壊し、もはや共産主義なんてものは事実上北朝鮮とキューバぐらいしかない。
ちょっと待て、大国中国があるじゃないかといわれるかもしれないが政治は共産主義で経済が資本主義なんていうハイブリットは到底共産主義といえない。共産主義とは産業や富を公的に所有、管理し、貧富の差や格差をなくして平等公平な社会を実現しようとする考え方なはずなのに、中国ほど貧富の差が激しい国もあるまい。政治を司る共産党の幹部が金に目がくらみ不正蓄財をする有様はマルクスの目指した共産主義とは凡そ程遠い。こんな矛盾した話はない。つまり歴史が共産主義は絵空事ですよと証明しているのだ。
それなのに中核派の諸君はマルクスを信奉し、いるはずのない幸せの青い鳥を追い求めている。
昔なら徹底的に口角泡を飛ばして議論を戦わせたが今はしない。明らかな犯罪行為ならともかく、思想レベルであれば何を思おうが自由だ。憲法で保障されとる。反体制を声高に叫んだとしても実行に移さなければ害はない。オウムのように毒薬をばらまいてクーデターを起こそうとでもいうのならばそりゃあ話は別だが、彼らが将来共産党に入党しようとも(もしかしてすでに入党しているのかもしれんが)、正直知ったこっちゃない。実子であれば親として体を張って止めなくてはならないが所詮は人んちの子、○○ちゃんは京大に行く程ずば抜けて頭がええのに、赤やったんやねぇ、もったいないねぇで終わってしまう。
話が大仰になってしまったが目玉焼きに掛けるのは醤油だろう、いやソースだろう、バカいえケチャップやろがいといったことでも同様、そんなもん好きにしたらええがなが結論。イチイチ議論などしない。
とにかく面倒臭いことに巻き込まれたくないって意識が大きいな。
ソクラテスの問答法も今となっちゃうざいだけだったりする。要するにほっといて欲しいぞと。ただそれだけ、たははっ(笑)。
暴力じゃなく、大人の喧嘩だ。
とはいえ、四十年以上生き、ある程度世の中の酸いも甘いも分かってくると正論と正論をぶつけ合わせ、バトルを展開しようという気にはならなくなってくるのもまた事実なり。結局のところ、相手を論破することよりも先に、問題を棚上げし、妥協点を見つけ、折り合いをつけることの方が最優先だったりする。若い頃にはこんなことまったくなかった。
不毛な時間を消耗するより、妥当なところで折り合って互いが損をしないよう、実利を得ることのほうが近ごろではオールオアナッシングよりもよっぽど有意義な気がしてならないのである。分かりやすく言うと一個しかないチョコレートを取り合って血を流すより、半分こして分け合ったほうが疲れなくていいやねということ。
弱っているのか、少しばかり知恵がついたのか。
いや、弱っているとか知恵ではない、虚無感なのだ。
結局、勝ったところで何も変わらんさという諦めにも似たアナキズムに支配されてしまっている。
先日京大の中核派の学生が警視庁の公安部に逮捕されたり、ヤサである熊野寮の家宅捜索を受けた。
ソ連、東ドイツが崩壊し、もはや共産主義なんてものは事実上北朝鮮とキューバぐらいしかない。
ちょっと待て、大国中国があるじゃないかといわれるかもしれないが政治は共産主義で経済が資本主義なんていうハイブリットは到底共産主義といえない。共産主義とは産業や富を公的に所有、管理し、貧富の差や格差をなくして平等公平な社会を実現しようとする考え方なはずなのに、中国ほど貧富の差が激しい国もあるまい。政治を司る共産党の幹部が金に目がくらみ不正蓄財をする有様はマルクスの目指した共産主義とは凡そ程遠い。こんな矛盾した話はない。つまり歴史が共産主義は絵空事ですよと証明しているのだ。
それなのに中核派の諸君はマルクスを信奉し、いるはずのない幸せの青い鳥を追い求めている。
昔なら徹底的に口角泡を飛ばして議論を戦わせたが今はしない。明らかな犯罪行為ならともかく、思想レベルであれば何を思おうが自由だ。憲法で保障されとる。反体制を声高に叫んだとしても実行に移さなければ害はない。オウムのように毒薬をばらまいてクーデターを起こそうとでもいうのならばそりゃあ話は別だが、彼らが将来共産党に入党しようとも(もしかしてすでに入党しているのかもしれんが)、正直知ったこっちゃない。実子であれば親として体を張って止めなくてはならないが所詮は人んちの子、○○ちゃんは京大に行く程ずば抜けて頭がええのに、赤やったんやねぇ、もったいないねぇで終わってしまう。
話が大仰になってしまったが目玉焼きに掛けるのは醤油だろう、いやソースだろう、バカいえケチャップやろがいといったことでも同様、そんなもん好きにしたらええがなが結論。イチイチ議論などしない。
とにかく面倒臭いことに巻き込まれたくないって意識が大きいな。
ソクラテスの問答法も今となっちゃうざいだけだったりする。要するにほっといて欲しいぞと。ただそれだけ、たははっ(笑)。